いつからだろう、こんなにも弱くなったのは。
いつからだろう、志を高く保てなくなったのは。
いつからだろう、仕事が退屈に覚えるようになったのは。
いつからだろう、歳を取ると共に何かを失っているように思うようになったのは。
いつからだろう、他人を羨むようになったのは。
いつからだろう、眠くなったのは。
3時間本を読み続けて、読み終えるのに4ヶ月の月日を要した本をコレクションに加え、穴の開いたストックを補充するために近所の本屋にバイクを走らせ、目に留まった本を手当たり次第漁り、レジで「カバーは付けますか?」という問いに「僕はアメリカ生まれなのでカバーは付けません」と応え。買った3冊の本をバイクのトランクにしまう。
帰りに薬局に立ち寄りビタミン剤を手に入れ、信号の点灯と点滅との間に「妥協」の定義について想いを馳せる。
いつからだろう、何も感じなくなったのは。
救急車と踏切の音が今夜も鳴り響く。

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