2011年4月アーカイブ

普通に働いていて時には表彰されたり高い評価を貰うこともあるけれども、こんな僕も高校生のときは日本一のバスケット選手になるんだなんて強い思いを持って練習に取り組んだり筋トレをしたりマイケルジョーダンのプレイに憧れて繰り返しビデオを観たり、スラムダンクの世界に思いを重ね合わせて青春を過ごした。
思えば長い時が過ぎた。12年という長い時が。その間村上春樹の世界に浸ったり、起業を志して友人と共に活動してみたりしたがここ数年を振り返ってみるとバスケットへの思いほど強い思いを持って何かに取り組んでいたかと考えてみるとそれを超える何かには巡り合えていない気がする。
人生は単調の繰り返しで新しい世界を垣間見ることもあるが其処には思いなんてものはなく、ただ時が過ぎているだけだ。
30歳の春、僕は何かに対して強い思いを持っているわけではない。ただ現実に苦言を呈し己を正当化しているだけだ。
多くの本を読んだ、新しい友人も出来た。美味しいラーメン屋も知っているし、とろける様な肉の味も知っている。人との付き合い方も学んだし、取り組みによって達成する感動も味わった。社会人になって多くの人と仕事をし認められ、時には喧嘩をした。友人の結婚式に何度も足を運んだし桜の美しさも知っている。

だが何かが足りない。僕の人生には根本的に何かが欠如している。

一年後、それを見つけるためにアメリカに行こうと思う。

2011年9月

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