2006年8月アーカイブ

そして彼の反応が次第になくなっていった。
午前2時半の頃だった。

僕は彼に問いかける。

「何か飲み物飲む?」


「いや、大丈夫」


どうやら、彼はまだ生きているようだ。

暫くすると、彼はおもむろに口を開いた。

「僕は明日故郷へ帰る」


そして靴下を履いて寝る夜は静けさを増していった。


僕はベッドに横になった。

窮屈な場所

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繰り返し流れる音楽が、刻むリズムが

僕を刺激する。


おもむろに眼を閉じてゆっくりと呼吸する。


懐かしい景色が蘇る。


僕は記憶している世界へと入り込む。

ゆっくりと、とてもゆっくりと時が流れる。

心地よい風の音が聴こえる。


憧れだった東京が、どこか寂しい街に見えた。

2011年9月

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